太っていると手汗が出る?肥満と手汗の関係
手汗が出る原因の1つに、肥満が挙げられます。
よく太っている方で、よく汗をかく方を見かけますよね。
私の友人も『太っていると汗かくんだから痩せてもいいと思うんだよね』と言ってました(笑)。
ですが、その汗は代謝がよくてかいている汗ではないんです。
太っていると内臓脂肪だけでなく皮下脂肪が多いことがほとんどですが、皮下脂肪は体に熱をためこんでしまいます。
標準体型の方よりも熱が体にたまりやすいので、そのたまった熱を放出しようと汗が出てしまうんですね。
そのため、脇や顔だけではく手にも汗をかきやすくなってしまいます。
また、脂肪が多いということは食生活にも原因が潜んでいることがあります。
動物性脂肪が多いお肉や乳製品(チーズや生クリームなど)はベタついた手汗の原因になってしまいます。
また、肥満になるほど舌の感覚が鈍り、濃い味付けや辛い食べ物、より甘いものを好む傾向にあります。
特に辛いものは発汗作用があるものが多いので汗をかきやすくなりますし、刺激が強いものほど汗をかきやすくなるので、濃い味付けは要注意なんです。
手汗だけでなく肥満にも悩んでいる…という方は、できるだけ野菜や豆製品、玄米などをメインにした食事を心がけ、お肉や乳製品、添加物の多いファストフードやコンビニ食、スナック菓子などは控えていきましょう。
次第に舌の感覚が敏感になると、自然と味付けの濃いものや甘いものへの欲求が減っていくので、脂肪が減るのとともに汗も減らすことができますよ。